手術当日！
クリニック到着
駅にとても近いのはありがたい。
そのときは嵐に近く、強風が吹いており、
これってドライアイ促進するんじゃないかと危惧した。
その予想は当たってしまうww
ドキドキの受付
９時開始ですでに解錠まで待っている人が数人。
解錠されて、受付後、問診票を３枚ほど書く。
アベリーノなんとかという遺伝子検査の同意書も書く
アベリーノなんとか検査というのは、
遺伝子の検査で、
遺伝子によっては、角膜屈折矯正をすると
失明するリスクがあるのだそうだ
どんな検査なんだろうと思ってちゃんと読んだが
どうも口の中の粘膜を綿棒で擦るタイプのようだ。
痛くない検査でお金がかからないならオッケーだ。
通常１万円かかる検査らしいが、
当日手術なら無償らしい。
検査して、手術を拒否したら
1万支払いになるのかは怖くて確認をしていないw
午前に検査をして午後には結果が出た
適応検査
いよいよ検査が始まる。
これがすごい。
延々と検査に次ぐ検査
一生分の眼の検査をしてもらったような気分
レーシックに適した眼になっているかの確認をしていく
確かな視力と少しだけ乱視気味だということがわかった
知らなかったなあ
眼球の形状を確かめる機械
角膜の厚さを測る機械
眼圧を測る機械
ありとあらゆる検査を受ける
Etc.
網膜の検査もあるので、
瞳孔を広げる点眼をしてもらう
これにて少し手元が見えづらくなる
眼鏡をしていても、文字がぶれて見えるようになってくる
看護師さんとのお話し合い
さて、適応検査が終了して次の段階は
いよいよ、どのレーシックのプランにするかの話し合い
実はこのときすでにネットで宿題は済ませており、
どのようなプランで臨むか頭の中で練っていた
結果的にほぼ予想通りだった
このことについては、後ほど別の記事にまとめる
看護師さんの提案するプランを聞いた後は、
少し検査をした後、眼科のお医者さんとお話し合い
プランを確定
このときは一番ドキドキしていた
もうやるかやらないか決まってしまうんだ
自分の角膜に矯正を施すことになるかどうか
そして意を決する
プランを決めた
どのプランにしたかも別記事にて
その後は会計へ
支払いはお昼休みが終わってからの午後でも良いし、
その場で支払いを済ませても可
午後にすると決心が揺らぐ気がして
その場で支払いを済ませることにした
もう逃げられない
お昼休みの間は手術に関する同意書に
全部目を通すように言われる
同意書は分厚く見えるが、複写式になっており
要点がすべて詰まっている
複写式なので、控えを手元に置くことができるので安心だ
お昼ご飯
お昼は外で食べることが出来る
お昼ご飯はサンドイッチだったが
緊張してうまく喉を通らない
絶対に軽いものにすることをオススメ
それと水を飲み過ぎない方がいい
なんせ手術してから目をつむって休む時間があるから
１時間くらいはトイレにいけない
いよいよ手術へ
ドキドキの待合室
お昼開け眼科医に少し検査をしてもらってから
いよいよ施術の準備が開始される
手術の開始前はロッカーに荷物をすべて預けることになる
持って行けるのは、眼鏡のみ
私はプラスしてハンカチだけは持っていくことにした
手術前は気分を落ち着けるためか、
専用の待合室がある
そこで緊張の面持ちで待ち続ける
手術室へ
ついに名前が呼ばれる
生年月日復唱で本人確認をする
おそらく医療ミスがないように
徹底的に本人確認をする
手術室前には自分の名前が書かれた
ネームプレートを渡されて首から下げる。
手術室前は静かで、
手術室というより、診察室という雰囲気に感じた
待っている間に目薬をさす
麻酔の入った目薬だ
この麻酔の目薬によって
手術中の痛みがなくなるらしい
目薬で？
注射とかでなく？
驚くべき話だよ
そしてついに手術室へ
ぶったまげた
なんと中にはすでに医師含め看護師さんらが５人ほど
忙しそうに用意をしている
なんてこったよ
こりゃとんでもない場所に来てしまった
完全に手術じゃないか…。
おれ、手術を受けるんだなと確信した
部屋は少し薄暗い
横たわって身体を完全に固定して
頭もくぼみに合わせるようにがっちり固定
目の周りを消毒してから、
まずは右目から
目を開くための器具で目を開かせる
この開く瞬間が痛いという人も中にはいるみたい
私はあまり痛くなかった。
ダメ押しの麻酔の点眼
実に悪い予感がする
手術中に地震が来て停電とかしたら、どうなるんだろう
中途半端にレーザーが止まってしまったりとかあるのかなあ
先生優しい声で一言「それでは始めます」と。
先生方は、自分みたいなこの世の終わりのような表情をしてきた
患者さんを何人も見てきたんだろうなあ笑
先生に正面の緑色のライトを見るように言われる
まずは角膜の表面を薄～く削り、
蓋のようなものを作って角膜を露わにするレーザー。
何かよく分からないものを目に当てられ
目玉が吸引されるような感覚を覚える
すると急に何も見えなくなる。
うひーー緑色のライトどこーーー？？！！
正面が分からないから目を固定させようにも
よりどころがないからとてつもなく不安になる
とりあえず、まっすぐ前を向くことだけを意識するようにした。
機械が、光を感じることはできた。
良かった視力はなくなっていないww
なにやらピンセットのようなものでフラップがめくられたような気がする。
目の前がまるで水中のようなボヤけた見え方になった。
うひょーーー、大丈夫なのかなあ、心配で仕方がない
だがこっからがヤマ場だ。
別のレーザー機器で、いよいよ角膜の屈折率を矯正する。
目の前にまた何かの装置が固定される。
ビーーーーって音がし始める。
どうも、選んだ機械は８次元トラッカーという技術で、
眼球の動きを追うことができるというのだが、
もし私が一気に眼球を別の方向に向けたらどうなるんだろう…。
と要らぬ心配をしてしまったww
とにかく、全身麻酔ではなく、目だけの局部の麻酔で、
目の前にものものしい機械があるんだから、
こんなの怖くないわけがない。
しかもだ、ビーーーの音とともに髪の毛が焼けるような匂いがしてくる。
なんかの匂いに似ているなと思ったが、
あれだ。
ヒゲ脱毛でレーザーを当てられた時と非常に似ている。
近くで男性看護師が淡々と６０，７０，８０％終了です。
とカウントダウンのように言ってくれる。
レーザー照射時間はものの数秒。
手術自体は本当にあっという間だね。
目を開けていたら、乾いちゃうんじゃないかと心配したが、
時々お姉さんが点眼をしてくれるのと、
麻酔が効いているのか、乾きは一切感じなかった。
そういうわけで、左目も開始！
器械でまぶたをパカーと固定
フラップ作りレーザーで、レーザー照射
フラップパカー
屈折矯正エキシマレーザーで角膜ちょい削り
フラップ戻し
左目も同じく５分もかからない
あっという間。
その後、レーザー機器が目の前になくなったあと
しっかり見えることを確認できて安心した。
ほっ。
よかったしっかり見えとるやん。
真っ暗だったらどうしようと思っていたww
自分の腹筋でゆっくりと起き上がり、
「左手にスリッパがあるので、履いてください」と
促されて、スリッパを履き、
自らの脚で手術室退出。
手術終了 待合室へ
視界がややぼやっとしているけれども、
今だけなんだろうなと思い、
目がショボショボになった状態で
今度は別の待合室へ。
「目を閉じたまま、目を触らずに１５分ほどお待ちください」
と言われ、待ち続けることに。
じっと座るのだが、この時間が何も出来ず、長い！
完全に瞑想タイム。
ずっと目をつむることってそうそうないから、
一瞬目を開けてしまった。
「あっ、やべww」ちょっと焦ったww
たぶんだけど、フラップをペタッと戻したばかりだから、
あんまり眼球を激しく動かしたりとかはしない方が良いんだと思う。
ちょっと目をつむりながら動かしたら少し痛かったもん。
瞑想タイムが終了した後、
保護サングラスを渡されて、
術後のケア方法の動画を見る。
最初は白くかすんで見えがちだとのこと。
たしかに、少し視界がぼやけて白っぽくかすんで見えるところがある。
時間が経てば改善されクリアになっていくらしい。
動画で点眼を３種類さす方法を案内される。
寝るまで１時間毎に点眼を続けよとのこと。
１時間毎の点眼は、翌日の検診まで。
その後は、自分の足で荷物を入れたロッカーまで行って帰るだけ。
受付に、声かけとかもしなくて良いのだそう。
これは実に楽だ。
よかった、今契約書とか書かされたら、
目元が非常に怪しいから、大変だったろうな。
保護サングラスをかけながら、いざ帰宅。
クリニックから私は自宅まで１時間ほどかかるが、
もっと遠くから来るお客様も多いとのこと。
「もっと遠いところからいらっしゃるお客様も普通に帰ってますね」と。
保護サングラスには、紫外線カットが入っていて
目に優しいらしい。
目がショボショボしているが、遠くの文字は見えている。
ほー、眼鏡かけなくても見えるようになったのかと実感する。
少し目がごろっとするかな。
唯一心配だったハローグレアと呼ばれる現象は全く起きなかった。
車のライトがギラギラしたらどうしようかと思ったけどそれもない。
最上級のマシンを使ったからかも知れないな。
ここら辺は個人差もあると思う。
帰宅
タイミングが悪いことに外は、異常に風が強かった。
強風が吹き荒れる。
だから、保護サングラスを着けていても、
目が乾いてしまうのではないかととても心配だった。
目が乾いてしまうと、フラップがずれてしまう可能性があるのだとか。
ひーーーーww
保護サングラスで目をガードすることは絶対だし、
１時間毎の点眼による保湿が欠かせない。
自分は自転車で自宅の最寄りの駅まで行ったけど、
それは止めた方がよいね。
まともに風を受けることになるから。
とはいえ、車の運転は当然できないから、
誰かに迎えに来てもらえるのであれば、そっちの方がよい。
その日の夜
ほーー。
徐々にジンジン痛みが増してきた気がする。
麻酔が切れたのだろうか。
点眼もしみる感じがする。
もらっていた痛み止めの目薬をさしてみる。
この点眼、めっちゃ効く
たちまちに目の痛みがなくなる。
これもしや痛み止めでなくて、麻酔じゃね？
痛み止めの点眼液には、ラップとかが一切なく、
翌日検診のときに回収されるから中身は何かわからない。
さて、本日は朝から夕方まで病院にいたから疲れた。
すぐに寝るべきだ。
まとめ
しっかし、手術がおっかなかったww
意識ある状態で、かつ目への手術だからね。
怖くないわけがない。
しかし、全体的な痛みはヒゲのレーザー脱毛に比べれば
全然大したことない。
というか、手術中の麻酔がしっかり効くから痛みはゼロ。
人によっては、まぶたを開くための器具が少し痛いみたい。
あとは、当日の夜は目への刺激がないように、
１時間毎の点眼を欠かさないように気をつけるだけ。
明日はどうなっているやら。。。
