ウーバーイーツ配達員の皆様、雨の中の配達お疲れ様です。
雨クエスト、表示されていますか、思い通りに達成できていますか。
本来雨クエストはボーナスのようなもので、12件の完全クリアができないことを否定するつもりは全くありません。
むしろ、雨の中の配達は危険です。 無理に配達をしてしまうとケガの元です。
ただ、雨の中を走っている配達員を見かけると、中には、「ああ、これは途中で引き返すことになりそう」と感じる人がいます。
本日は、雨クエストが達成でき「ない」人の条件を10個まとめました。
当てはまってはいませんか。
ウーバーイーツの雨クエストを達成できない人の条件【装備編】
安全対策がされていない
雨ガッパ、携帯の防水対策はしっかりしていても、肝心の『自分自身』を守る対策をおろそかにしていませんか。
たとえば、自転車配達員の方は、『ヘルメット』を装着してらっしゃいますか。
ウーバーイーツアプリは起動時に、自転車のチェックリストが表示されますね。
以下の項目を順守してください。
の一番最初に出てくるのが
『ヘルメットを着用する』です。
まさかとは思いますが、レインウェアの『フード』を頭にかぶせながら走ってたりなどはしていませんよね。
それは危険です。
なぜなら、視界の横側が相当部分遮られてしまうからです。
ただでさえ、視界の良くない雨の中、フードをかぶってしまってはさらに見えづらくなります。
また、場所によってはアパートの階段は雨の中とても滑りやすくなっています。
雨の日のツイートで2件も、配達中に階段で足を滑らせたというのを見かけました。
その内の一人の方は頭を打って吐き気が出て、救急車に乗ったとのことです。
(無事だったそうです。)
私も天井の異常に低い真っ暗なアパートの廊下で、ヘルメットが頭を守ってくれたことがあります。
皆様のご家族や友人に少しでも心配をおかけしないように、雨が降っているいないにかかわらず、ヘルメットは着用しましょう。
身の安全は、自信を持った運転につながり、効率的な配達の元になります
バイザー付きのヘルメットであれば、雨が目に入りにくくおすすめです。
スマホが水没してしまう
水滴によるスマホの誤操作と充電ケーブル対策はしかるべき措置をとりましょう。
誤操作・誤タッチがあると、配達に集中できません。
ウーバーアプリのマップ画面を見たいのに、他の画面が開いてしまったらイライラしてしまいますよね。
充電ケーブル対策も十分にしてください。
接続部分に水滴が入ると、「水分を検知しました。 充電器をUSBポートから外してください」のメッセージが出てしまいます。
これが出ると、数時間充電ができなくなります。
充電ができないということは、配達を続行できないということです。
ウーバーイーツのアプリはものすごく充電を消費するからです。
靴下の水没
案外とやっかいなのが、靴下の水没です。
なにしろ、足の指は結構敏感です。
靴下が濡れると、足の指の冷たさばかり気になってしまい、配達を続行できません。
たとえ完全クリアしたとしても、濡れた靴と靴下を乾かすのはとても難儀なことです。
防水シューズでも、足首から水が伝って入ってきてしまうと、結局足の指は水没します。
長靴をレインウェアで覆ったり、レインスパッツを使ったりなどで対策をしましょう。
雨装備を携帯していない
予報が外れて、雨が降っていなくても雨クエストが開始されることもあります。
しかし、出発をしたら、次第にポツポツからのドザーー。
この時に、雨装備を携帯していたか、していないかで、結果は大きく変わってくるのは明白です。
しっかりと自転車を停めて、高架橋の下などに避難して、雨装備を装着できればベストです。
そもそも、雨装備を携帯できるように自転車にかごが付いているとよいです。
逆に雨が途中で止んだ時は、レインウェアを着続けるとサウナスーツ状態になるので、すぐ脱げるのがベストです。
上は濡れても良いとレインウェアを着ない
夏は暑くなるし、蒸れるからとレインウェアを着ない人もいらっしゃると思います。
しかし、おすすめしません。
レインウェアを着ずに雨に当たり続けると気化熱で体が冷えます。
体が冷えると、大量のエネルギーが消費されるそうです。
続行するのは厳しいし、たとえ、クリアできたとしても体力が落ちて、翌日風邪で寝込むことになるかもしれません。
夏の雨は最初優しくても、急激に強まることがあります。
激しい雨を直接肌に受けるとかなり体力を削られます。
夏でも雨の時にレインウェアは着るのがおすすめです。
夏は透湿性の高いレインウェアがおすすめです。
ウーバーイーツの雨クエストを達成できない人の条件【立ち回り編】
出発のタイミングを最適化しない
詳しくは過去記事をご参照いただきたいのですが、出発ボタンを押すタイミングをクエスト開始時刻とぴったりにするのはおすすめしません。
開始時刻とぴったりにすると、配達員がひしめき合う中、飛び込んでしまうことになるため、条件の良くないリクエストをとってしまうことになりがちです。
出発ボタンを押すタイミングを配達地域の特性に合わせて最適化しましょう。
雨クエスト時に、わざわざ得意では「ない」エリアを選んでしまう
沢山稼げるエリアだからといって、遠征してわざわざ雨の日に地理感のないところを配達先に選んでしまっていませんか。
新料金になって配達先も見えるようになりましたが、数珠(連続で受注)つなぎでリクエストを受けると、住所は見えますが、地図上のピンで行き先が表示されません。
地理感のあるところだったら、住所を見てどのあたりかあたりがつくでしょう。
地理感の「ない」ところだったら、立ち回り方が分からず、どんどん不利になってしまいます。
地理感のないところは、晴れの日に研究するようにして、得意なエリアに戻りましょう。
雨クエストを6件クリアで、「もう注文来ないな」とあきらめてしまう
「6件クリア後、10分待ってもリクエストが来ないな。
雨も弱くなってきたし、もう注文はこないな。 」
と思ってしまい、配達をあきらめてしまっていませんか。
もちろん、帰って自分の時間を過ごすのも大切ですが、気力十分であれば少しもったいないです。
ウーバーイーツのアプリは経験上、クエストの区切りごとにリクエストがいったん治まる傾向にあります。
アルゴリズムが注文者のリクエストを元に、ルートを再構築していることもありえるかもしれません。
少し待てば、ダブルピックなどが立て続けに舞い込んでくることもあります。
時間に余裕があれば、安全な場所でオーディオブックで耳学をして、待ってみるのもよいかもしれません。
ブラックアウトしているところにわざわざ飛び込む
配達員があまりにも少ないときは、注文者側のアプリで、「近くに配達パートナーがいません」 の表示がされて、ほとんどのお店のバナー部分が暗くなって注文が制限されていることがあります。
これを、ウーバーイーツの界隈では通称『ブラックアウト』と呼びます。
「注文が来ないなあ」と思ったら、実はブラックアウトしている地域に来てしまったのかもしれません。
注文者のアプリで随時確認をしてみて、エリアを変えてみても良いでしょう。
配達員が多すぎる地域に入ってしまう
配達員が多すぎる地域に来てしまうと、不利な条件のピックを受けてしまいがちです。
なぜなら、新料金になってからピック先と配達先が分かるようになってきているからです。
毎回陸橋や駅を超えないと運べないような地域に来てしまうと、自転車配達員は絶望的です。
駅近くは注文が多い場所ではあるので、基本的に鳴り続けはしますが、配達員も多くひしめき合うので、単価も安くなる傾向にあります。
そのようなエリアに入ってしまったら、一度オフラインにして、自分の得意なエリアに絞って配達をした方が無難です。
まとめ
01|ウーバーイーツの雨クエストを達成できない人の条件【装備編】
・安全対策がされていない
・スマホが水没してしまう
・靴下の水没
・雨装備を携帯していない
・上は濡れても良いとレインウェアを着ない
02|ウーバーイーツの雨クエストを達成できない人の条件【立ち回り編】
・出発のタイミングを最適化しない
・雨クエスト時に、わざわざ得意では「ない」エリアを選んでしまう
・雨クエストを6件クリアで、「もう注文来ないな」とあきらめてしまう
・ブラックアウトしているところにわざわざ飛び込む
・配達員が多すぎる地域に入ってしまう
雨クエストを達成することだけがすべてではありませんが、やはり終わった後の充実感が変わってきますよね。
達成の充実感を味わうためにも、何よりも安全に運ぶための装備、そして、最適な立ち回りが重要になってきます。
安全運転で、注文者に食事をお届けしましょう♪
それでは、雨の配達、ご安全に!